「月次決算」とは
月次決算は、会社が毎月の終わりに帳簿を締めて、その月の売上・費用・利益や、資産と負債の状態をまとめる社内向けの決算です。法律で義務づけられた年1回の決算とは別に、経営者が早く正確に会社の状態をつかみ、手を打つために行います。
📌 投資判断のポイント
会社が毎月の終わりに帳簿を締め、その月の損益や財政状態をまとめる社内向けの決算。法律上の義務ではないが、年1回払う費用を月割りで計上するなどして、経営判断を早めるために行う。
月次決算はどういう仕組み?
会社法や税法が求めるのは事業年度ごとの決算で、上場会社にはこれに加えて四半期ごとなどの開示があります。月次決算は法律上の義務ではない、管理のための決算です。毎月、売上や仕入れの計上漏れがないかを確かめ、年に1回しか払わない保険料や賞与、減価償却費などは月割りにして各月に計上します。こうすることで、月ごとの利益を年間の決算と同じ目線で比べられるようになります。月の終わりから何日で数字を出せるかは「締めの早さ」と呼ばれ、早いほど経営判断に生かしやすくなります。
月次決算の具体例と注意点は?
賞与を6月と12月に年2回払う会社が、払った月にだけ費用を計上すると、その2か月だけ大きな赤字に見えてしまいます。そこで毎月、年間見込み額の12分の1ずつを賞与の費用として見積もって計上すると、月ごとの利益のぶれが小さくなり、本当の変化が読み取れます。一方で、細かさを求めすぎると締めが遅くなるため、金額の小さい項目は概算で済ませるなど、正確さと早さのバランスを決めておくことが大切です。月次の数字は予算と並べて差を確かめ、資金繰りの見通しにもつなげます。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。