ハイブリッド証券

債券・金利
よみ:はいぶりっどしょうけん
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「ハイブリッド証券」とは

債券と株式の性質を併せ持つ証券の総称です。発行会社にとっては借入でありながら、格付け上は一部が自己資本とみなされます。

📌 投資判断のポイント

債券と株式の中間に立つ証券の総称。高い利回りの対価は、返済順位の低さと利払いを繰り延べられる条項にある。

ハイブリッド証券はどういう仕組み?

劣後債、永久劣後債、優先出資証券、転換社債などが含まれます。共通するのは、返済順位が普通社債より低い、満期が非常に長いか定めがない、一定の条件で利払いを繰り延べできる、といった特徴です。これらの条件と引き換えに、格付け会社は発行額の一部を資本として認定するため、発行会社は株式の希薄化を起こさずに資本を厚くできます。

ハイブリッド証券の具体例と注意点は?

投資家から見れば、同じ会社の普通社債より高い利回りが得られる代わりに、倒産時の回収順位が後になります。多くの銘柄には発行から5年から10年後に発行会社が早期償還できる条項が付いており、金利環境によっては償還されずに残ることもあります。表面利率の高さだけで判断せず、劣後の度合い、利払い繰延の条件、早期償還の可能性を確認することが必要です。

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