フォワードポイント

為替・FX
よみ:ふぉわーどぽいんと
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「フォワードポイント」とは

将来の特定の日に通貨を交換する先渡レートと、今日交換する直物レートとの差のことです。主に2つの通貨の金利差によって決まります。

📌 投資判断のポイント

先渡レートと直物レートの差で、主に2通貨の金利差と期間で決まる。米ドル金利が円金利より高いと、ドル円の先渡レートは直物より円高になり、為替ヘッジのコストとして表れる

フォワードポイントはどういう仕組み?

先渡レートは「直物レート + フォワードポイント」で表されます。金利の高い通貨を持つと利息を多く受け取れるため、その通貨を将来受け取る約束は、今受け取るより不利な、つまり安いレートで決まります。こうしないと、金利差と為替予約を組み合わせてリスクなしに利益が出てしまうからです。この関係はカバー付き金利平価と呼ばれます。

金利の高い通貨の先渡レートが直物より安くなる状態をディスカウント、逆に高くなる状態をプレミアムといいます。フォワードポイントの大きさは、金利差と期間の長さにおおむね比例します。

フォワードポイントの具体例と注意点は?

米ドルの金利が日本円の金利を上回っているとき、ドル円の1年先の先渡レートは直物より円高の水準になります。例えば直物が1ドル150円で、1年分の金利差が年3%程度なら、先渡レートは145円台半ばに近い水準です。

輸入企業がドル買いの為替予約をすると、このディスカウントの分だけ有利なレートで予約でき、輸出企業のドル売りは不利になります。為替ヘッジ付きの外国債券ファンドでヘッジコストが話題になるのも、このフォワードポイントが原因です。レートの見通しではなく、金利差の結果である点を押さえておきましょう。

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