約定力

株式投資
よみ:やくじょうりょく
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「約定力」とは

約定力とは、出した注文が、狙った価格や数量で実際に成立する力のことで、証券会社や取引ツールの質を測る目安のひとつです。

📌 投資判断のポイント

注文が狙った値段・数量で成立する力。約定の速さ、拒否の少なさ、価格のずれの小ささで測り、証券会社やFX会社選びの目安になる。

約定力はどういう仕組み?

注文を出しても、その通りには成立しないことがあります。特に外国為替証拠金取引(FX)では、注文した値段と実際に成立した値段がずれるスリッページが起きます。この、注文を出した値段で、どれだけ速く、確実に成立するかが約定力です。約定の速さ、拒否される割合(リクオートの多さ)、価格のずれの大きさなどで判断されます。証券会社が公表する約定率や約定までの時間は、選ぶときの参考になります。

約定力の具体例と注意点は?

スプレッドがせまくても、約定力が弱いと、実際の取引では不利な値で成立し、トータルのコストが大きくなります。値動きが大きい経済指標の発表時は、どの会社でもずれが出やすくなります。数字だけでなく、自分の取引スタイルで使い勝手がよいかを、少額で試してから判断すると安心です。

スプレッドとの違い

スプレッドは、買値と売値の差のことで、取引のたびにかかる実質的なコストです。約定力は、注文が思った値で成立するかどうかを見る考え方なので、スプレッドの広さとは別の観点になります。会社を比べるときは、この二つを合わせて見ると、実際のコストに近づけます。

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