eKYC(オンライン本人確認)

制度・取引
よみ:いーけーわいしー
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「eKYC(オンライン本人確認)」とは

書類の郵送や窓口来店を伴わず、スマートフォンなどを使ってオンラインで完結させる本人確認の方法です。

📌 投資判断のポイント

書類の郵送や来店なしに、スマートフォンで完結させる本人確認の方法です。即日で取引を始められる反面、本人確認を装って書類の写真を送らせる詐欺もあり、必ず公式のアプリから手続きを始めます。

詳しい仕組み・意味

犯罪収益移転防止法の施行規則が定める確認方法のうち、オンラインで完結する類型を指します。代表的なのは、本人確認書類を撮影した画像と本人の容貌の画像を送信させる方式で、書類は厚みや傾きが分かる形で撮影させ、加工や使い回しを検出できるようにします。マイナンバーカードの集積回路に記録された電子証明書を読み取る方式もあり、こちらは券面の偽造に左右されません。従来は転送不要の郵便物を送って住所の実在を確かめる方式が主流でしたが、この方法だと口座開設までに数日かかっていました。オンライン方式ならその日のうちに取引を始められます。

具体例・注意点

ネット証券やネット銀行の口座開設、スマートフォン決済の残高上限の引き上げ、携帯電話の契約などで広く使われています。撮影がうまくいかず差し戻される原因は、光の反射で券面の文字が読めない、四隅が画面から切れている、有効期限が切れているといった単純なものが大半です。一方で、本人確認を装って書類の写真を送らせる詐欺も起きているため、案内の電子メールや短文メッセージのリンクからではなく、公式のアプリや自分でたどった窓口から手続きを始めることが大切です。

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