景気ウォッチャー調査

経済指標
よみ:けいきうぉっちゃーちょうさ
🗂 経済・景気・政策を読む ★★ 標準

「景気ウォッチャー調査」とは

街角で景気を肌で感じる立場の人々への聞き取りをまとめた、内閣府の月次統計。

📌 投資判断のポイント

速報性が最大の価値で、公式統計より早く消費の温度感が掴める。ただし天候や連休で単月が振れやすく、3か月移動平均で均して方向を見るのが実務的。50超は良くなったという意味であって、強さの水準ではない。

詳しい仕組み・意味

タクシー運転手や小売店員、飲食店の経営者など、家計動向・企業動向・雇用に関わる全国約2,000人の調査対象が、3か月前と比べた景気の実感と、2〜3か月先の見通しを5段階で回答する。良い方向の回答が多いほど指数は高くなり、50が判断の分かれ目になる。現状判断DIと先行き判断DIの2系列が公表され、毎月上旬に前月分が出るため、GDPや家計調査といった公式統計より格段に速報性が高い。回答理由のコメントもそのまま公表されるので、数字が動いた背景を言葉で確認できるのが他の統計にない特徴になっている。

具体例・注意点

天候不順や大型連休の日並び、災害といった一時的な要因で大きく振れやすく、単月の上下だけで景気の転換点を判断するのは適さない。3か月移動平均で均してから趨勢を見るのが実務的な使い方になる。またこの調査は水準ではなく方向感を測るものなので、指数が50を上回っていても前より良くなったという意味であり、景気の絶対的な強さを示すわけではない。日銀短観のように企業の設備投資計画を捉える統計とは性質が異なるため、消費の温度感を早く掴む道具として位置づけると使いやすい。指数も回答コメントも内閣府のサイトで公表され、過去の系列を無料で取得できるので、自分で移動平均を取って確かめられる。

関連用語

経済指標 の他の用語

🏷 関連タグ

景気ウォッチャー調査 景気指標 内閣府

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

マーケットゼミを見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る