経済センサス

経済指標
よみ:けいざいせんさす
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 経済・景気・政策を読む ★★ 標準

「経済センサス」とは

国内のすべての事業所と企業を対象にした大規模な国の統計調査です。産業構造の全体像をつかむとともに、他の統計調査の土台としても使われます。

📌 投資判断のポイント

全事業所と全企業を対象にした国の大規模調査で、他の統計の母集団名簿にもなります。公表まで一年以上かかるため、足元の景気ではなく数年単位の構造変化を見る統計です。

経済センサスはどういう仕組み?

調査は二本立てで、事業所の所在や業種を把握する基礎調査と、売上高や費用など経済活動の実態を調べる活動調査があります。いずれも数年ごとに実施され、産業別、地域別、規模別の集計が公表されます。全数を対象にしているため、標本を抜き出す調査では把握しにくい小規模な事業所や地域の実態まで拾える点が特徴です。ここで得られた事業所の名簿は、月次や四半期で行われる各種の統計調査の母集団情報として使われます。

経済センサスの具体例と注意点は?

地域の商業や飲食業の事業所数がどれだけ減ったかといった分析、企業の規模別に見た付加価値の分布などに使われます。全数調査のため準備と集計に時間がかかり、公表は調査した年の一年以上後になるのが通例です。直近の動向を見る用途には向かず、構造の変化を数年単位で確かめる統計だと位置づけて使います。調査の設計が回によって変わることがあるため、時系列で比べるときは定義の連続性を確かめます。

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