「通貨スワップ」とは
異なる通貨の元本と金利を、長期にわたって当事者間で交換する取引。海外での資金調達や、外貨建て資産・負債の為替リスクを抑える目的で使われる。
📌 投資判断のポイント
異なる通貨の元本と金利を長期にわたって交換する取引です。外貨建ての調達を自国通貨の支払いに転換でき、通貨と金利のリスクを同時に組み替えられます。
詳しい仕組み・意味
通貨スワップは、契約時に一方の通貨の元本を相手方に渡し、契約期間中はそれぞれの通貨建ての金利を定期的に交換し、満期に元本を交換し直す取引である。期間は数年から十数年に及ぶことが多い。たとえば日本企業が米ドル建てで社債を発行し、通貨スワップで円建ての支払いに転換すれば、為替相場が動いても円での支払額を固定できる。金利部分は固定と変動を組み合わせることもでき、通貨と金利の両方のリスクを同時に組み替えられる点が特徴である。中央銀行どうしが危機時に外貨を融通し合う仕組みも通貨スワップと呼ばれるが、こちらは民間の取引とは目的が異なる。
具体例・注意点
満期に元本を交換し直す約束があるため、相手方が破綻すると想定どおりに決済されないリスクが残る。契約期間が長いほどこの信用リスクは重くなる。会計上はヘッジ会計の要件を満たすかどうかで、期中の評価損益が損益計算書に出るかが変わる。個人が直接使う商品ではないが、外貨建て保険や仕組債の背後で使われていることがあり、コストがどこに含まれているかを確認する意味はある。短期の資金繰りに使う為替スワップとは、元本交換の有無と期間の長さで区別される。契約の規模や期間は有価証券報告書のデリバティブ取引の注記で確認できる。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。