「消費動向指数」とは
家計調査の結果を他の調査で補強し、消費全体の動きを月次でとらえるために総務省統計局が作成している指標です。
📌 投資判断のポイント
家計調査を家計消費状況調査などで補強し、消費の動きを月次で示す総務省統計局の指標。世帯あたりを見るCTIミクロと、経済全体を見るCTIマクロの2種類がある。
詳しい仕組み・意味
英語名の頭文字からCTIとも呼ばれます。家計調査は標本規模が二人以上の世帯で約8千、単身世帯で約7百と限られるため、月ごとの数字は振れが大きくなりがちです。そこで、標本規模が約3万の家計消費状況調査や、約2千4百の家計消費単身モニター調査の結果を統計的手法で組み合わせ、標本を実質的に拡大した推計値として公表しています。
指数は2種類あります。世帯消費動向指数はCTIミクロと呼ばれ、世帯あたりの平均消費支出額の動きを10大費目別や世帯類型別に示します。総消費動向指数はCTIマクロと呼ばれ、国内経済全体の個人消費総額、すなわち家計最終消費支出に対応する動きを月次で示します。
具体例・注意点
使い分けが重要です。1世帯あたりいくら使ったかを見たいときはCTIミクロ、経済全体で消費がどれだけ動いたかを見たいときはCTIマクロを使います。世帯数の変化があるため、両者は同じ方向に動くとは限りません。
また、この指数は家計調査を置き換えるものではなく、補完するものです。費目ごとの実額を確認したい場合は家計調査の公表値を、月次の変化の方向を追いたい場合は消費動向指数を見る、という役割分担になります。指数であるため水準そのものではなく、基準年からの変化を読む指標である点にも注意が必要です。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。