「会計参与」とは
会計参与は、株式会社の役員の一つで、取締役と一緒に計算書類(決算書)を作る役割を担う人です。就けるのは公認会計士・監査法人・税理士・税理士法人に限られ、会計の専門家が作成に加わることで、とくに中小企業の決算書の信頼性を高めることを目的としています。
📌 投資判断のポイント
取締役と共同して計算書類を作成する株式会社の役員。公認会計士・監査法人・税理士・税理士法人だけが就け、設置は任意。作る側に加わる点で、外からチェックする監査役や会計監査人とは役割が異なる。
会計参与はどういう仕組み?
会計参与は2006年に施行された会社法で新しく設けられた機関で、置くかどうかは会社が定款で決められます。株主総会で選ばれ、取締役と共同して計算書類とその附属明細書などを作成し、その内容を記した会計参与報告を作ります。作成した計算書類は、会社とは別に会計参与自身も一定期間備え置き、株主や債権者の求めに応じて閲覧させる義務があります。監査役や会計監査人が作られた決算書を外からチェックする立場なのに対し、会計参与は作る側に加わる点が大きな違いです。
会計参与の具体例と注意点は?
取引先や金融機関にとっては、会計の専門家が作成に責任を持つ決算書は信用しやすく、融資の審査などで評価されることがあります。一方で、会計参与は役員として会社や第三者に対する責任を負うため、引き受ける専門家にとっては負担が大きく、実際に置いている会社は多くありません。会計参与を置いていても、外部の監査を受けたことにはならない点にも注意が必要です。決算書の信頼性を確かめるときは、会計参与の有無だけでなく、どんな会計のルールに沿って作られたかもあわせて確かめるとよいでしょう。
関連用語
「証券口座・売買のルール」の他の用語
🏷 関連タグ
⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。