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ボリンジャーバンドは、移動平均線(中心線)の上下に「統計的なバンド(帯)」を描くテクニカル指標です。統計学の「標準偏差(σ=シグマ)」という概念を使い、「価格の約95%が±2σ以内に収まり、約99.7%が±3σ以内に収まる」という法則を活用します。バンドの外に飛び出した価格は「統計的に異常な動き」として平均に戻る傾向(平均回帰)があると考えます。このグラフはドル円(USDJPY)に±2σと±3σのボリンジャーバンドを適用したものです。
実際の見方を説明します。ドル円が+3σの上限を超えて急騰している局面は「統計的に見ても異常な円安の状態」を意味します。過去に何度もあった「財務省・日銀の為替介入」は、ドル円が±3σを超えた直後に実施されることが多く、「±3σ超え=介入来るかも」という目安として市場参加者が注視します。逆に−3σを超えて円高が進んだ局面は「急速な巻き戻し(円高方向への急変動)」が起きやすい状態です。
ボリンジャーバンドの「幅の変化」にも重要な情報があります。バンドが狭まっている状態(スクイーズ)は「価格変動が小さく、次の大きな動きの予兆」とされています。その後バンドが一気に広がる(エクスパンション)と大きなトレンドが発生することがあります。ドル円でスクイーズが起きているとき、「次に大きく動くかもしれない」と心の準備をするために活用できます。
ドル円のボリンジャーバンドは、海外旅行・外貨送金・輸入ビジネスを行う方にとって実用的なツールです。「ドル円が+2σを超えて高い(円安過剰)状態」のときに外貨を購入するのは「高値づかみ」になりやすく、「−2σに近い(円高方向に振れている)タイミング」で購入する方が有利な場合があります。投資だけでなく「生活に関わる外貨の取引タイミング」にも活用できる実践的なチャートです。
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