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高配当ETFとは「配当金の多い株だけを集めた投資信託のような商品」です。株には「株価の値上がり益」と「配当金(企業が利益の一部を株主に分配するお金)」という2種類のリターンがあります。高配当ETFは後者の「定期的にお金が入ってくる」ことを重視した商品です。VYM(バンガード社)・HDV(ブラックロック社・iShares)・SPYD(SPDR社)は「米国高配当ETF御三家」と呼ばれ、いずれも年3〜5%程度の配当利回りを提供してきました。
3つの違いを簡単に説明します。VYMは約400社の高配当株を幅広く集めたETFで、分散が効いており安定感があります。HDVは財務の健全な(借金が少なく稼ぎが安定した)企業100社程度に絞っており、品質重視です。SPYDは利回りの高い上位80社に集中投資するため、配当は多めですが景気が悪いときに大きく下がる可能性もあります。このグラフは「価格の変動(値上がり・値下がり)」を比較しており、配当を含めた「トータルリターン」を見るにはさらに配当分を加算する必要があります。
米国の高配当株はエネルギー・金融・ヘルスケアなどの「成熟産業」に多く含まれるため、テクノロジー比率の高いS&P500とは異なる動きをします。金利が低い時代は高配当株が人気でしたが、金利が上がると「銀行に預けても利息が取れる」ため、相対的に高配当株の魅力が薄れる場合があります。このチャートはそうした「金利環境と高配当株の関係」を確認するのにも役立ちます。
「毎月や四半期ごとに定期収入を得たい」という方(特に退職後の生活費補填を考える方)にとって、高配当ETFは魅力的な選択肢です。NISAの成長投資枠を使えば配当金にかかる税金(通常約20%)を非課税にできます。ただし「配当利回りが高い=安全」ではなく、企業の業績悪化で配当が減らされる「減配」リスクもある点に注意してください。
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