仲値

為替・FX
よみ:なかね
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「仲値」とは

銀行がその日の顧客向け取引に使う基準の為替レートです。毎営業日の午前10時ごろに決められ、原則としてその日一日を通じて適用されます。

📌 投資判断のポイント

銀行が顧客向け取引に使う基準の為替レートで、毎営業日の午前10時ごろに決まります。ここに手数料を上乗せ・差し引きした値が、実際に顧客へ適用されるレートになります。

詳しい仕組み・意味

銀行は市場実勢をもとに仲値を決め、そこに手数料を上乗せした値を顧客が外貨を買うときのレート、差し引いた値を売るときのレートとします。外貨預金や外貨建て送金、クレジットカードの決済換算などが仲値を基準にしています。

仲値が決まる時刻の前後は、輸入企業などの決済需要が集中しやすく、為替が動きやすい時間帯として知られています。とくに5と10のつく日は決済が重なりやすいとされ、市場参加者に意識されています。上乗せする手数料の幅は通貨と金融機関によって異なるため、同じ日の同じ通貨でも銀行ごとに適用レートは変わります。

具体例・注意点

仲値が1ドル150円で片道1円の手数料なら、買うときは151円、売るときは149円です。往復で2円分の差が生じるため、短期間に外貨を出し入れすると手数料の負担が積み上がります。相場が大きく動いた日には仲値が公示し直されることもあるため、大きな金額を扱うときは適用レートを事前に確認してください。海外送金や外貨建ての保険料の払い込みでも、仲値を基準としたレートが使われるのが一般的です。適用レートは取引の明細に必ず記載されています。外貨を扱う頻度が高い場合は、レートの見た目よりも手数料の幅そのものを比較する価値があります。

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