「トレンドライン」とは
チャート上の安値どうし、または高値どうしを結んで引く斜めの線。価格が向かっている方向と、その傾きの急さを目で確かめるために使う。
📌 投資判断のポイント
チャート上の安値どうしや高値どうしを結んで引く斜めの線で、価格の方向と傾きの急さを見るために使う。線を引くには2点以上が必要で、3点目で接すると信頼度が高いとみなされる。引き方に唯一の正解がないため、判定の条件を自分で固定しておく必要がある。
トレンドラインはどういう仕組み?
上昇局面では切り上がる安値を2点以上結んで下向きの支えとなる線を引き、下降局面では切り下がる高値を結んで上からの抑えとなる線を引く。線を引くには少なくとも2点が必要で、3点目で同じ線に接すると信頼度が高いとみなす慣習がある。傾きが急な線は勢いが強いことを示すが、その角度を保つには継続的な買い(または売り)が必要なため、長くは維持されにくい。線を割った、あるいは抜けたという事実は、それまでの傾きが維持できなくなったことを意味する。日足で引くか週足で引くかによって線の傾きも位置も変わるため、どの時間軸で見ているかを決めてから引く。
トレンドラインの具体例と注意点は?
1,200円と1,350円という2つの安値を結んだ線が、3か月後に1,600円の水準まで伸びているとする。株価が1,580円まで下げて線を割ったなら、上昇の傾きが崩れたと読む。注意点は、線の引き方に唯一の正解がないことである。どの安値を選ぶか、終値で引くか安値で引くかによって線は変わり、結果として「割った」「割っていない」の判定も変わる。だから線を根拠にして判断するときは、引き方を自分の中で固定しておく必要がある。もう一つの注意点は、線を割った直後に戻る動き、いわゆるダマシが起きることである。判定を1日の終値だけに委ねず、出来高や複数日の終値を条件に加える扱いが一般的である。
サポートライン・レジスタンスラインとの違い
サポートライン(下値支持線)とレジスタンスライン(上値抵抗線)は、特定の価格水準に引く水平の線である。「1,500円で何度も止まった」という価格の記憶を表す。トレンドラインは斜めの線で、価格の水準ではなく変化の方向と速さを表す。したがって水平の線を割ることは「ある価格を維持できなかった」ことを意味し、トレンドラインを割ることは「これまでの上がり方を維持できなかった」ことを意味する。両方を引いて、どちらが先に破られるかを見る使い方もある。斜めの線は時間が経つほど水準が動くため、同じ線でも1か月後には示す価格が変わる点も水平線との違いである。
(本項は用語の説明であり、個別銘柄の売買を勧めるものではありません。)
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。