標準偏差

リスク管理

よみ:ひょうじゅんへんさ

「標準偏差」とは

一言でいうと

リターンのばらつきの大きさを示す統計指標。投資では価格変動リスクを測る基本的な物差しとして使われる。

詳しい仕組み・意味

標準偏差が大きいほど、リターンが平均から大きく上下しやすい。株式は債券より標準偏差が大きくなりやすく、同じ期待リターンでも標準偏差が低い資産の方が安定的と考えられる。投資信託の月次レポートやリスク指標では、年率換算した標準偏差が掲載されることが多い。シャープレシオは、リターンをこの標準偏差で割って、どれだけ効率よくリスクを取ったかを見る指標。

たとえば平均リターンが同じ2つのファンドでも、標準偏差が大きい方は良い年と悪い年の差が激しい。積立中は許容できても、退職後の取り崩し期には大きなブレが生活資金に影響することがある。

標準偏差を見ることで、期待リターンだけでは分からない「保有し続ける難しさ」も把握しやすくなる。

具体例・注意点

標準偏差は上振れも下振れも同じ「ばらつき」として扱う。投資家が本当に嫌うのは損失方向のブレであるため、下方リスクや最大ドローダウンも合わせて確認したい。また、過去の標準偏差が将来も続くとは限らない。市場急変時には相関が高まり、普段より大きな値動きになることがある。

📐 計算式・数値の目安

標準偏差 = 分散の平方根

📌 投資判断のポイント

標準偏差はリターンのばらつき。投資リスクを数値化する基本指標。

🏷 関連タグ

リスク管理 統計 ボラティリティ

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