直物為替

為替・FX
よみ:じきものかわせ
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「直物為替」とは

売買の契約をした後、原則として2営業日以内に通貨の受け渡しを行う為替取引です。スポット取引とも呼ばれます。

📌 投資判断のポイント

売買の契約から原則2営業日以内に通貨の受け渡しを行う為替取引です。報道で伝えられる為替レートは通常この直物相場を指し、将来の受け渡しを約束する先物為替と対になります。

詳しい仕組み・意味

外国為替の取引は、いつ通貨を受け渡すかによって直物と先物に分かれます。直物為替は契約から受け渡しまでが短く、通常は2営業日後に決済されます。報道で1ドルいくらと伝えられる為替レートは、この直物取引の相場を指しているのが普通です。これに対して先物為替は、将来の決められた日に、あらかじめ決めたレートで受け渡す取引で、その水準は直物のレートと二つの通貨の金利差をもとに決まります。企業が将来の支払いに備えて為替の変動を抑えるときに使われます。

具体例・注意点

外貨預金や外国株式の売買で金融機関が示す為替レートは、直物相場に手数料相当分を上乗せしたものです。円を外貨に替えるときのレートと、外貨を円に戻すときのレートには開きがあり、この差が実質的な取引コストになります。旅行や送金のように短い期間で完結する取引は直物で足りますが、将来の支払いが決まっている輸入企業などは先物為替を組み合わせます。投資信託の為替ヘッジも、この先物の仕組みを使って為替の変動を抑えるものです。

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