「少額短期保険」とは
保険金額が少額で保険期間も短い保険だけを引き受ける、保険業法上の登録業者が扱う保険です。
📌 投資判断のポイント
保険金額が少額で保険期間も短い保険だけを扱う登録業者の保険。保険期間は生命保険・医療保険1年、損害保険2年が上限で、1人あたりの保険金額も総額1,000万円以下に制限される
詳しい仕組み・意味
生命保険会社や損害保険会社が免許制であるのに対し、少額短期保険業者は登録制で、引き受けられる保険に上限が置かれています。金融庁の説明では、保険期間の上限は「損害保険2年、生命保険・医療保険1年」です。1人の被保険者について引き受けられる保険金額は、疾病による重度障害・死亡が300万円、疾病・傷害による入院給付金等が80万円、傷害による重度障害・死亡が600万円、損害保険が1,000万円で、「かつ、総額1000万円以下であること」とされています。業者側にも年間収受保険料50億円以下という規模の上限があります。
具体例・注意点
ペット保険、家財の保険、スマートフォンの修理費用保険、賃貸住宅の大家向けの保険など、大手が扱いにくい小さなリスクを商品化した例が多く見られます。注意すべきは破綻したときの扱いです。生命保険会社や損害保険会社と違い、少額短期保険業者は保険契約者保護機構の対象ではなく、保証金の供託制度で備える仕組みになっています。保険料は掛け捨てが基本で、生命保険料控除の対象にもなりません。短い期間で更新するため、更新のたびに保険料や引受条件が変わる点も確認が必要です。同じ補償が火災保険の特約や共済で用意されていることもあるため、加入前に手持ちの契約と重なっていないかを確かめます。登録業者かどうかは金融庁の免許・登録業者一覧で確認できます。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。