リスクプレミアム(Risk Premium)

投資戦略

よみ:りすくぷれみあむ

「リスクプレミアム(Risk Premium)」とは

一言でいうと

リスクを取る見返りとして上乗せされる期待収益。

詳しい仕組み・意味

risk-premiumとは、安全資産に比べてリスクのある資産に投資する際に、追加で期待されるリターンのことだ。

例えば、国債の利回りが1%で、株式の期待リターンが5%であれば、その差である4%がrisk-premiumと考えられる。この差は「リスクを取ることへの報酬」である。

投資の世界では、リスクとリターンは基本的にトレードオフの関係にあり、高いリターンを得るためには相応のリスクを受け入れる必要がある。

市場が不安定になると投資家はリスクを避けるため、risk-premiumは拡大し、安全資産へ資金が移動する傾向がある。これがリスクオフ局面の本質的な動きだ。

具体例・注意点

信用不安が高まると、株式や社債のrisk-premiumが上昇する。これはcredit-spreadの拡大としても現れる。

注意点として、risk-premiumは「期待」収益であり、実際の結果を保証するものではない。「リスクが高いほど必ず儲かる」という誤解が初心者に多い。リスクを取ることの意味を正しく理解することが、投資判断の出発点だ。

📐 計算式・数値の目安

Risk Premium = Expected Return of Risky Asset − Risk-Free Rate

図解で理解する

リスクプレミアム(Risk Premium)の仕組みと構造を示す図解 — 投資戦略

📌 投資判断のポイント

リスク資産に投資する際に上乗せされる期待収益。高リターンの裏には必ずリスクが存在する。

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