財政検証

制度・取引
よみ:ざいせいけんしょう
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「財政検証」とは

公的年金の財政が今後も成り立つかどうかを、政府が定期的に点検して見通しを示す作業です。年金制度の健康診断にあたります。

📌 投資判断のポイント

政府が少なくとも5年ごとに公的年金の財政の現況と見通しを作成する仕組みで、直近は2024年に実施されました。複数の経済前提でおおむね100年間の見通しを示します。

詳しい仕組み・意味

国民年金法第4条の3および厚生年金保険法第2条の4により、政府は少なくとも5年ごとに、国民年金と厚生年金の財政の現況および見通しを作成することとされています。直近は令和6年、2024年に実施され、同年7月3日に社会保障審議会の年金部会へ結果が示されました。

見通しはおおむね100年間を対象とし、経済成長率や物価上昇率、運用利回り、出生率や死亡率について複数の前提を置いて計算されます。単一の予測を出すのではなく、前提が変わると結果がどう振れるかを示すことが目的です。あわせて、制度を見直した場合の効果を試算するオプション試算も公表されます。

具体例・注意点

報道では悲観的な数字だけが切り出されることがありますが、複数ある前提のどれに基づく数値かを確認する必要があります。また、財政検証は制度全体の見通しであって、個人の受給額の予測ではありません。自分の年金額を知りたい場合は、ねんきん定期便やねんきんネットの試算を使ってください。

関連用語

制度・取引 の他の用語

🏷 関連タグ

財政検証 公的年金 年金財政 厚生労働省

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る