「パリティ価格」とは
転換社債を株式に転換した場合の理論的な価値を、債券の価格と同じ物差しで表した数値です。
📌 投資判断のポイント
転換社債を株式に換えたときの理論価値を、株価÷転換価額×100で表した数値。市場価格との差が乖離幅で、株価が低いと値動きは社債に近づく。
詳しい仕組み・意味
転換社債は、あらかじめ決められた転換価額で株式に換えられる権利が付いた社債です。パリティ価格は、株価を転換価額で割り、100を掛けて求めます。株価が転換価額を上回るほどパリティ価格は高くなり、転換して株式として売る価値が増します。市場で付いている転換社債の価格からパリティ価格を引いた差は乖離幅と呼ばれ、これを比率で表したものが乖離率です。乖離が大きいときは、株価がさらに上がることへの期待や、債券としての安定性が価格に織り込まれていると読みます。
具体例・注意点
転換価額1,000円の転換社債で株価が1,200円なら、パリティ価格は120です。株価が転換価額を大きく下回るとパリティ価格は低くなり、転換の価値がほとんどなくなるため、値動きは普通の社債に近づきます。この状態では株価が上がっても価格が反応しにくくなります。パリティ価格は株価と転換価額だけで決まる理論値であり、実際の売買価格とは一致しない点に注意してください。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。