「オペレーショナルリスク」とは
業務の手続きや人、システムの不備、あるいは外部の出来事によって損失が生じるリスクのことです。市場の変動や取引先の破綻とは別の系統のリスクとして扱われます。
📌 投資判断のポイント
手続きや人、システムの不備や外部の出来事から生じる損失リスク。市場の値動きとは別の系統で、頻度は低くても損失が大きい事象を想定して備える。
詳しい仕組み・意味
金融機関の自己資本規制では、信用リスク、市場リスクと並ぶ三本目の柱として位置づけられ、所要自己資本の計算対象になっています。含まれるのは、事務のミスや不正、システム障害、法令違反、自然災害、サイバー攻撃などです。市場リスクのように価格の変動から確率的に見積もることが難しく、発生する頻度は低いが損失が大きいという性質を持つ事象が中心になります。このため、過去の損失データの蓄積と、起こりうる筋書きを想定した分析を組み合わせて評価します。
具体例・注意点
個人の資産運用にも同じ考え方が当てはまります。証券会社のシステム障害で注文が出せない、金融機関をかたる偽のサイトに情報を入力してしまう、といった事態は市場の値動きとは無関係に損失をもたらします。取引に使う口座を1社にまとめるほど、この種のリスクは集中します。二段階認証の設定や、届いたメッセージのリンクからではなく自分で保存した正規のサイトから入るといった運用が、そのまま対策になります。
関連用語
credit-riskは、債券の利息や元本が約束どおり支払われない危険。高いcouponや高いbond-yieldは、この信用リスクの大きさを反映している場合が多い。
売りたいときに買い手が見つからず、希望する価格で換金できないリスクです。市場が一方向に動く局面で最も大きくなり、換金したい場面ほど不利になります。
取引の相手が履行できなくなり、受け渡しや支払いを受けられなくなるリスクです。取引所や清算機関を挟まない相対の取引ほど、影響がそのまま自分に返ってきます。
ストレステストは厳しい市場環境を仮定して耐久力を確認する手法。VaRでは見えにくい危機時リスクを補う。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。