「オフザラン債」とは
同じ年限で直近に発行された銘柄より前に発行された既発債のことです。取引が細るぶん、利回りがやや高めに付く傾向があります。
📌 投資判断のポイント
直近発行の銘柄より前に発行された既発債を指します。信用リスクは同じでも取引が細るぶん利回りが上乗せされ、その差は市場の緊張度を映します。
オフザラン債はどういう仕組み?
国債は同じ年限で定期的に新しい銘柄が発行されます。直近発行の銘柄はオンザラン債やカレント債と呼ばれ、市場参加者の売買が集中するため流動性が高くなります。新しい銘柄が発行されると、それまでのカレント債はオフザランに移り、多くが保有目的の投資家の手元に滞留して取引量が落ちます。同じ発行体で信用リスクは変わらないのに利回りが高く付くのは、換金しにくさに対する上乗せであり、これを流動性プレミアムと呼びます。
オフザラン債の具体例と注意点は?
満期まで持ち切る前提の投資家にとっては、オフザラン債を選ぶことで同じ信用リスクのまま利回りを上乗せできる場合があります。ただし途中で売る必要が生じたときに、想定より不利な価格でしか売れないことがあります。相場が荒れた局面ではオンザランとの利回り差が広がりやすく、この差の動きは市場のストレスを測る材料としても見られています。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。