新窓販国債

債券・金利
よみ:しんまどはんこくさい
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「新窓販国債」とは

証券会社や銀行などの窓口で、個人も法人も額面5万円から買える固定金利の国債。「新型窓口販売方式」で売り出されるため、この名前で呼ばれる。年限は2年・5年・10年の3種類で、毎月発行される。

📌 投資判断のポイント

証券会社や銀行の窓口で額面5万円から買える2年・5年・10年の固定利付国債。個人も法人も購入でき、中途換金は市場価格での売却になる。

新窓販国債はどういう仕組み?

新窓販国債は、市場で取引されている利付国債と同じ商品を、募集期間を設けて一般向けに販売するものである。利率は発行時に決まり、満期まで変わらない。利子は半年ごとに支払われ、満期には額面金額が戻る。購入単位は額面5万円の整数倍で、上限は国債の種類ごとに1回の申込みあたり額面3億円である。

発行価格は額面どおりとは限らず、市場の金利水準に合わせて額面より少し高くも安くもなる。募集期間と発行日は財務省が毎月の発行スケジュールで公表している。

新窓販国債の具体例と注意点は?

満期前に換金したい場合は、市場価格で売却する。金利が購入時より上がっていれば価格は下がっているため、売却すると元本を下回ることがある。反対に金利が下がっていれば、額面を上回る価格で売れることもある。満期まで持つつもりの資金で買うのが基本である。

個人向け国債との違い

個人向け国債は個人しか買えず、額面1万円から購入できる。発行から1年たてば、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685を差し引いた額で国に買い取ってもらえるため、元本割れしない。新窓販国債は法人も買え、最低額面は5万円で、中途換金は市場価格での売却になる。そのかわり1回あたりの購入上限額が大きい。

利子には20.315%の税金がかかり、特定口座で扱えば確定申告をしなくてもよい。国債は日本国政府が元利払いを行う債券で、預金保険の対象ではないが、発行体の信用力は国内で最も高い部類に入る。10年債は2年債や5年債より利率が高めになる一方で、金利が上がったときの価格の下がり方も大きい。購入前に、募集期間中の利率と発行価格を財務省のページや取扱金融機関で確かめておきたい。

財務省は個人向け国債と新窓販国債の募集中の銘柄を一つのページにまとめて案内しており、条件を並べて比べられる。

出典: 財務省「新窓販国債商品概要」

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