利付国債

債券・金利
よみ:りつきこくさい
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「利付国債」とは

半年ごとに利子が支払われ、満期に額面が償還される、最も標準的な国債のことです。

📌 投資判断のポイント

半年ごとに利子が出て満期に額面が戻る標準的な国債です。途中で売る場合は市場価格によるため、額面で換金できる個人向け国債とは扱いが異なります。長期債ほど価格の振れは大きくなります。

詳しい仕組み・意味

国が発行する債券のうち、利子が定期的に支払われるものを利付国債といいます。年2回、額面に対して決められた利率で利子が支払われ、満期日には額面金額が返ってきます。償還までの期間には2年、5年、10年、20年、30年、40年などがあり、10年までを中期・長期、20年以上を超長期と呼ぶのが一般的です。

利率は発行時に決まりますが、市場で売買される価格は日々動きます。市場金利が上がれば既に発行された利付国債の価格は下がり、金利が下がれば価格は上がります。この関係により、満期まで持てば額面が戻る一方、途中で売れば売却損益が生じます。長期債ほど金利変動に対する価格の振れは大きくなります。

具体例・注意点

個人が窓口で買う個人向け国債とは別の商品です。個人向け国債には中途換金の仕組みが用意され、直前2回分の利子相当額が差し引かれる代わりに額面での換金ができますが、利付国債の中途売却は市場価格によります。金利上昇局面で途中換金する可能性があるなら、この違いは効いてきます。保有期間と、途中で換金する可能性を先に考えてから期間を選ぶのが順序です。個人が利付国債を買う場合は、証券会社を通じて既に発行された債券を購入する形が一般的です。表面利率だけでなく、購入価格を踏まえた利回りで比べないと、実際に得られる収益を見誤ります。

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