「新高値・新安値銘柄数」とは
新高値・新安値銘柄数は、ある期間(通常52週)で新高値または新安値を付けた銘柄の数を示す市場内部の広がりを測る指標。指数水準と内部の健全性のズレを早期に検知できる。
📌 投資判断のポイント
新高値・新安値銘柄数は52週ベースの市場内部の広がりを測る指標。指数が上昇しているのに新高値銘柄数が減れば天井圏のサインになりやすい。単独でなく市場ブレッド・移動平均超え銘柄比率と組み合わせて判断する。
📐 計算式・数値の目安
Hi-Lo Index = 新高値銘柄数 − 新安値銘柄数
詳しい仕組み・意味
指数自体が上昇していても、内部では新高値を更新する銘柄数が減り、新安値銘柄数が増えていく現象(ネガティブ・ダイバージェンス)は強気相場の終盤に頻繁に観察される。一握りの大型株だけが指数を押し上げ、中小型株が先に天井を打って下落を始めているサインだ。代表的なテクニカル指標としてHi-Lo Index(新高値−新安値)や新高値/新安値比率(Hi-Lo Logic Index)が使われる。
具体例・注意点
2000年ITバブル末期・2007年サブプライム前夜・2021年末のミーム株熱狂期には、S&P500は新高値を更新する一方で個別の新高値銘柄数は急減していた典型例だ。ただし「広がりが薄いから即下落」とはならず、流動性相場では指数主導の上昇が長期化する。市場ブレッド・移動平均より上の銘柄比率・騰落レシオなど複数の内部指標を組み合わせて判断するのが実務的。
関連用語
マーケットブレッドスは、指数の強さが幅広い銘柄に支えられているかを見る考え方。相場の健康診断に使える。
ブレッドスラストは10日Advance Ratioが40%以下から61.5%以上に急上昇する希少シグナル。発生後12ヶ月の平均リターンは20〜25%と高く、相場底打ち局面で点灯する。ただしダマシもあるため市場ブレッド指標・ファンダメンタルズと整合性を取って活用する。
米国大型株500銘柄の時価総額加重平均指数。年平均リターン約10%(名目)の長期実績を持ち、世界中の投資家の資産形成の中核。円建て投資では為替の影響にも注意が必要。
日本株市場全体の動きを示す代表指数。多くの銘柄を対象とし、資金の流れや市場の方向性を把握するために使われる。
東証プライム市場225銘柄の株価平均指数。値嵩株の影響が大きく、円安で上昇しやすい特性がある。日本株全体の動向はTOPIXと併用して確認するのが標準的。
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