新高値・新安値銘柄数

相場心理
よみ:しんたかねしんやすねめいがらすう
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 最終更新:2026-07-13
🗂 売買タイミングを考える ★ 発展

「新高値・新安値銘柄数」とは

新高値・新安値銘柄数は、ある期間(通常52週)で新高値または新安値を付けた銘柄の数を示す市場内部の広がりを測る指標。指数水準と内部の健全性のズレを早期に検知できる。

📌 投資判断のポイント

新高値・新安値銘柄数は52週ベースの市場内部の広がりを測る指標。指数が上昇しているのに新高値銘柄数が減れば天井圏のサインになりやすい。単独でなく市場ブレッド・移動平均超え銘柄比率と組み合わせて判断する。

📐 計算式・数値の目安

Hi-Lo Index = 新高値銘柄数 − 新安値銘柄数

詳しい仕組み・意味

指数自体が上昇していても、内部では新高値を更新する銘柄数が減り、新安値銘柄数が増えていく現象(ネガティブ・ダイバージェンス)は強気相場の終盤に頻繁に観察される。一握りの大型株だけが指数を押し上げ、中小型株が先に天井を打って下落を始めているサインだ。代表的なテクニカル指標としてHi-Lo Index(新高値−新安値)や新高値/新安値比率(Hi-Lo Logic Index)が使われる。

具体例・注意点

2000年ITバブル末期・2007年サブプライム前夜・2021年末のミーム株熱狂期には、S&P500は新高値を更新する一方で個別の新高値銘柄数は急減していた典型例だ。ただし「広がりが薄いから即下落」とはならず、流動性相場では指数主導の上昇が長期化する。市場ブレッド・移動平均より上の銘柄比率・騰落レシオなど複数の内部指標を組み合わせて判断するのが実務的。

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