無分配型

資産運用
よみ:むぶんぱいがた
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 資産形成を始める ★★ 標準

「無分配型」とは

運用で得た収益を分配金として払い出さず、ファンドの中に留めて再び運用に回す方針の投資信託です。実質的に分配を行わない設計を指します。

📌 投資判断のポイント

収益を払い出さずファンド内で再運用する設計で、増加は基準価額の上昇として表れる。課税が売却時まで繰り延べられる利点がある一方、定期的な現金収入は得られない。

詳しい仕組み・意味

収益が出ても払い出さないため、その分は基準価額の上昇として表れます。投資家の資産は口数ではなく1口あたりの価額が育つ形で増えていきます。分配金を再投資するコースと結果は似ていますが、そもそも払い出しが発生しない点が異なります。

仕組み上の利点は課税の扱いにあります。分配金が支払われれば課税対象となる部分にその時点で課税されますが、払い出しがなければ課税の機会は生じず、売却するまで課税が繰り延べられます。長期で保有するほど、課税されずに運用が続く効果は大きくなります。つみたて投資向けの商品に分配を抑えた設計が多いのはこのためです。

具体例・注意点

定期的な現金収入は得られないため、資産を取り崩して生活費に充てる段階の人には向きません。必要なときに一部を売却して現金化する形になり、売却のたびに値動きの影響を受けます。また、法令や約款上は分配を行う余地が残されている場合があり、完全にゼロと保証されているわけではありません。目論見書で分配方針を確認してください。

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