「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」とは
証券口座に置いた資金が自動的に入る、短期の公社債投資信託のこと。
📌 投資判断のポイント
証券口座の待機資金が自動で入る短期の公社債投信で、手数料なしでいつでも引き出せる。利回りは短期金利に連動し、預金保険の対象ではない。元本保証もないため、長く置く資金は預金や国債と比べたい。
詳しい仕組み・意味
MRFはマネー・リザーブ・ファンドの略で、証券総合口座に入金した資金や、株式を売却した代金が自動的に買い付けられる仕組みの投資信託である。運用対象は国債や政府保証債、コマーシャルペーパーなど、償還までの期間が短く信用力の高い債券に限られている。
投資信託であるため、預金保険の対象にはならない。ただし証券会社が保有する顧客資産は分別管理されており、証券会社が破綻しても顧客の資産は保全される仕組みになっている。
買付や解約に手数料はかからず、いつでも引き出せる。株式を買うときは、必要な金額だけ自動的に解約されて充当される。
具体例・注意点
利回りは市場の短期金利にほぼ連動する。長く続いた低金利の時期には、実質的にゼロに近い利回りが続き、取り扱いをやめる証券会社もあった。金利が上がる局面では利回りも上がるが、それでも待機資金の置き場という性格は変わらない。
元本が保証されているわけではない点は押さえておきたい。運用対象は安全性の高い債券に限られているものの、投資信託である以上、価格が下回る可能性は制度上残っている。まとまった資金を長く置くのであれば、預金や個人向け国債との比較が必要になる。
関連用語
短期の安全性が高い債券で運用し、値動きが小さく換金しやすい投資信託。待機資金の置き場に向き、金利上昇局面では預金より有利になりやすい。ただし元本保証はなく、日本では外貨建てが中心のため為替リスクを負う点に注意が要る。
株式を1株も組み入れない投資信託で、MRFやMMFがこれに当たる。分配金や償還差益は上場株式等と同じ申告分離課税で損益通算もできる。ただしNISAでは買えず、対象は分類上の株式投資信託に限られる。
口座残高ではなく、拘束中の注文や未受渡の代金を差し引いた「いま出せる金額」を指す。指値注文を並べるだけでも余力は減り、代用有価証券の値下がりでも減る。買いたい日に動けるよう前日に確認しておきたい。
特定口座は投資の税務管理を楽にする口座。NISA外の取引では基本として押さえたい。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。