「買付余力」とは
証券口座で、いま新たに買い注文を出せる金額のこと。
📌 投資判断のポイント
口座残高ではなく、拘束中の注文や未受渡の代金を差し引いた「いま出せる金額」を指す。指値注文を並べるだけでも余力は減り、代用有価証券の値下がりでも減る。買いたい日に動けるよう前日に確認しておきたい。
詳しい仕組み・意味
買付余力は、預けている現金の残高そのものではない。すでに出している注文で拘束されている金額、受渡しが済んでいない売却代金、信用取引の保証金として使われている金額などを差し引いて計算される。証券会社の画面では、現物の買付余力と信用取引の新規建て可能額が別々に表示されることが多い。
株式の売買には受渡日があり、約定した日から起算して2営業日後に決済される。売却した代金がすぐ全額使えるかどうかは、証券会社の取り扱いによって異なる。
具体例・注意点
注文が通らない原因の多くは、残高ではなく余力の不足である。指値注文を複数出していると、約定していなくてもその分の金額が拘束される。まとめて注文を並べたつもりが、後から出した注文だけ余力不足で失効する、ということが起こる。
信用取引を併用している場合はさらに複雑になる。代用有価証券として株式を差し入れていると、その株式の値下がりが余力の減少に直結する。相場が下がった日に、買おうと思っていた金額が出せないのはこのためである。
入金の反映にも時間差がある。買いたい価格が来たときに動けるよう、余力は前日のうちに確認しておきたい。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。