保証会社

制度・取引
よみ:ほしょうがいしゃ
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「保証会社」とは

住宅ローンなどの借り手が返済できなくなったとき、金融機関へ代わりに返済する会社です。連帯保証人の役割を肩代わりします。

📌 投資判断のポイント

保証料を払うのは借り手でも、守られているのは金融機関の側です。返済が滞っても債務は消えず、請求先が保証会社に移るだけだと理解しておく必要があります。

詳しい仕組み・意味

住宅ローンを借りるとき、多くの金融機関は保証会社の保証を条件にします。借り手は保証会社と保証委託契約を結び、保証料を支払います。保証料は借入額と返済期間で決まり、借入時に一括で払う外枠方式と、金利に上乗せして毎月払う内枠方式があります。国土交通省の令和7年度の調査では、連帯保証を審査項目とした機関のうち、系列の保証会社の保証が必要と答えたのが524機関、外部の保証会社が361機関で、連帯保証は不要と答えたのは55機関でした。保証会社の審査は金融機関の審査とは別に行われ、勤務先や信用情報、物件の担保価値を見ます。ここで承認が得られないと融資も実行されません。なお、住宅金融支援機構のフラット35は保証会社を使わない仕組みのため、保証料もかかりません。

具体例・注意点

保証料を負担するのは借り手ですが、保証されているのは金融機関の側です。返済が滞れば保証会社が金融機関へ代位弁済し、その後は保証会社が借り手へ請求します。債務が消えるわけではなく、請求先が変わるだけだという点を取り違えないでください。なお、繰上返済や借り換えで返済期間が短くなった場合、一括で前払いした保証料の一部が戻ることがあります。金融機関を比べるときは、金利だけでなく保証料の方式と金額まで並べて見てください。

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