JPXプライム150指数

投資指標
よみ:じぇいぴーえっくすぷらいむひゃくごじゅうしすう 英語:JPX Prime 150 Index 別名:JPXプライム150
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「JPXプライム150指数」とは

東証プライム市場の中から「稼ぐ力」の高い150社を選んだ株価指数。収益性と市場評価の両面から日本を代表する優良企業を絞り込む。

📌 投資判断のポイント

TOPIXが市場全体を映すのに対し、JPXプライム150は資本収益性と市場評価で選んだ優良150社に絞る指数。構成が大型グロースに偏りやすくTOPIXとの分散効果は薄い。NISAつみたて対象化で個人にも身近になる。

詳しい仕組み・意味

JPXプライム150指数は、日本取引所グループが2023年から算出している時価総額加重平均型の株価指数だ。TOPIXが原則プライム全銘柄を広くカバーするのに対し、この指数は「価値創造が推定される企業」に対象を絞り込む点が特徴になる。選定は二つの基準で行われる。一つは、ROEから株主資本コストを引いたエクイティスプレッドがプラスかどうかという資本収益性の観点。もう一つは、将来の期待も織り込んだPBR(株価純資産倍率)が高いかどうかという市場評価の観点だ。時価総額上位から、この二基準でおおむね75社ずつ、合計150社を選ぶ。年に一度、決算データをもとに構成銘柄が定期的に入れ替えられ、「稼ぐ力」を失った企業は外れ、新たに条件を満たした企業が加わる仕組みになっている。

具体例・注意点

2026年度の税制改正で、この指数はNISAのつみたて投資枠の対象指数に追加される方向となり、個人が積立でも投資しやすくなった。注意したいのは、「稼ぐ力」で選ぶため構成銘柄が大型グロース株に偏りやすく、TOPIXとは値動きの癖が異なる点だ。優良企業の集合だから必ず上がる、と考えるのは誤解で、割高な局面で買えば長期でも報われないことがある。また銘柄数が150社と絞られているぶん、市場全体に広く分散したい人にとってはTOPIXとの分散効果が限定的な点も押さえておきたい。

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