アイアンコンドル

投資戦略
よみ:あいあんこんどる 英語:Iron Condor
🗂 投資戦略・リスクを管理する ★★★ 重要

「アイアンコンドル」とは

相場が一定の範囲内に収まると利益になる、オプションを組み合わせた中立的な戦略。

📌 投資判断のポイント

4つのオプションでレンジ内の値動きを収益化する中立戦略。損益は限定されるが利益は小さく管理も複雑で、相場の急変には弱い。勝率の高さだけを見て、まれな大逆行のリスクを軽視しないことが肝心だ。

詳しい仕組み・意味

アイアンコンドルは、権利行使価格の異なる4つのオプションを同時に売買して作るオプション戦略だ。具体的には、現在の株価をはさんで上側でコールの売りと買い、下側でプットの売りと買いを組み合わせる。相場が一定のレンジ内に留まれば、売ったオプションの時間的価値が減っていくことで、受け取ったプレミアムの差額が利益として残る。相場が大きく動かない、いわゆる「もみ合い」を収益に変える中立的な戦略で、利益も損失もあらかじめ限定されているのが特徴だ。ボラティリティが低下する局面と相性がよいとされる。

具体例・注意点

例えば日経平均が当面レンジ内で推移すると見込む場合に組む。相場が予想レンジ内で満期を迎えれば最大利益、大きく外れて上下どちらかに走れば損失が確定する。注意点は、利益が限定的なのに対して管理が複雑で、思惑と逆に相場が急変(ボラティリティ急騰)すると、想定内とはいえ損失が出ることだ。取引数が多く手数料もかさむ。初心者が「勝率が高い戦略」という説明だけで手を出すと、まれに起きる大きな逆行で利益を一気に失う点を軽視しがちなので注意したい。

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