「終価係数」とは
手元の元本を一定の利率で運用したとき、将来いくらになるかを求めるための係数です。
📌 投資判断のポイント
手元の元本が将来いくらになるかを求める係数です。年利3パーセントで10年ならおよそ1.3439で、100万円は約134万円になります。税や手数料を引く前の数字である点に注意します。
詳しい仕組み・意味
元本に終価係数を掛けると将来の金額が出ます。係数の値は1に利率を足したものを年数分だけ掛け合わせた数で、複利の考え方そのものです。年利3パーセントで10年なら係数はおよそ1.3439になります。利率と年数の組み合わせごとに値が決まるため、係数表を使えば計算機がなくても概算できます。
ファイナンシャル・プランニングで使う6つの係数のうち、最も基本になるものです。現価係数は終価係数の逆数にあたり、将来から現在へ割り戻すときに使います。まとまった資金を一度だけ預けて据え置く場合が終価係数、毎年積み立てる場合が年金終価係数、と対象の形で使い分けます。
具体例・注意点
100万円を年3パーセントで10年運用すると、100万円に1.3439を掛けて約134万円になります。年5パーセントなら係数はおよそ1.6289で、約163万円です。ここでの利率は税や手数料を引く前の値なので、実際の手取りはこれより小さくなります。また運用成果が毎年一定である前提を置いているため、価格が変動する資産の将来価値をこの係数だけで見積もることはできません。目標額の大きさや、期間を延ばした場合の効き方を把握する道具として使うのが適切です。なお同じ利率でも、年に複数回利息が付く場合は年1回の前提で計算した値より結果が大きくなります。
関連用語
将来の目標額を用意するために、いま必要な元本を求める係数です。年利3パーセントで10年ならおよそ0.7441で、10年後の500万円には約372万円が必要という計算になります。
毎年一定額を積み立てたときの将来の合計を求める係数です。年利3パーセントで10年ならおよそ11.4639で、毎年24万円の積立は約275万円になる計算です。
将来の目標額から毎年の積立額を求める係数です。年利3パーセントで10年ならおよそ0.0872で、10年後に500万円なら毎年約43.6万円の積立が必要という計算になります。
元本だけでなく発生した利益も再投資することで指数関数的に資産が増える仕組み。年利5%・30年で単利の1.7倍超の資産に。「72の法則」で2倍になる年数を即算できる。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。