「共通担保オペ」とは
中央銀行があらかじめ差し入れられた担保を裏づけに、金融機関へ資金を貸し付ける公開市場操作です。
📌 投資判断のポイント
差し入れ済みの担保を裏づけに中央銀行が資金を貸し付ける操作です。買入と違って期限が来れば資金は戻るため、政策上の意味合いが異なります。
詳しい仕組み・意味
金融機関は国債や社債などの適格担保を日本銀行にまとめて差し入れておきます。この担保の範囲内で資金の貸付を受けるのが共通担保資金供給オペレーションです。個別の取引ごとに担保を選ぶ手間がないため、共通担保と呼ばれます。
貸付には期間が設定され、金利は入札で決まる方式と、あらかじめ定めた固定金利で行う方式があります。期間の長いオペを低い固定金利で実施すれば、その年限の金利に上昇を抑える力が働きます。
国債買入オペが国債を買い取るのに対し、こちらは貸付なので期限が来れば資金が中央銀行へ戻ります。
具体例・注意点
長期金利が上昇した局面で、期間を長めに設定した共通担保オペが金利抑制の手段として使われたことがあります。買入と貸付では中央銀行のバランスシートへの残り方が違うため、同じ資金供給でも意味合いが異なります。報道でオペの名称が出てきたときは、買い取りなのか貸付なのかを区別して読むと、政策の意図がつかみやすくなります。
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