「商業動態統計」とは
経済産業省が毎月公表する、卸売業と小売業の販売額を捉えた統計です。国内の消費動向を早い段階でつかむ手がかりになります。
📌 投資判断のポイント
経済産業省が毎月公表する卸売業・小売業の販売額統計です。業態別に分解できる一方、名目金額のため物価上昇局面では実質の伸びと切り分けが必要です。
詳しい仕組み・意味
商業を営む事業所を対象に、卸売業と小売業の販売額を調査します。小売業は百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンターといった業態別に把握されるため、どこで消費が伸びたのかを分解して見ることができます。
速報が比較的早く出るため、消費の方向を確かめる目的で使われます。家計側から消費を捉える家計調査と対をなし、売り手側から消費を捉える統計だと位置づけられます。
販売額は名目の金額で表されるため、物価が上がれば数量が伸びていなくても増加します。
具体例・注意点
前年同月比を見るときは、うるう年や曜日の並び、天候、大型連休の位置といった要因に左右されます。単月の振れで判断せず、数か月の流れで読むほうが安全です。また名目値である以上、物価上昇局面では実質の消費が伸びているかどうかを別に確かめる必要があります。既存店ベースと全店ベースでは意味が違う点も押さえてください。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。