バイ・アンド・ホールド

投資戦略
よみ:ばいあんどほーるど
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 投資戦略・リスクを管理する ★★ 標準

「バイ・アンド・ホールド」とは

買った資産を短期の値動きで売買せず、長期にわたって保有し続ける投資の方針です。売買のタイミングを当てにいかないことを積極的に選ぶ考え方です。

📌 投資判断のポイント

短期の値動きを理由に売買せず長期保有を続ける方針。売買コストと課税を避け、限られた上昇日を取り逃がさない狙いがあるが、配分のリバランスや前提が崩れたときの見直しは別に行う。

詳しい仕組み・意味

前提には2つの認識があります。ひとつは、相場の短期的な方向を継続して当てるのは難しいという経験則です。もうひとつは、売買のたびに手数料と税金という確実なコストが発生することです。保有を続ければこのコストを避けられます。

もうひとつの理由は、上昇の多くが限られた日数に集中しやすいことです。下落を避けようとして市場から離れると、直後の反発局面を取り逃がす可能性があります。保有し続ける方針は、この取り逃がしを避ける狙いも持ちます。

具体例・注意点

「何もしない」と混同しないことが大切です。この方針でも、資産配分が目標から大きくずれたときのリバランスは行います。売らないのは短期の値動きを理由とする売買であって、配分の管理は別の作業です。

また、保有し続けること自体が目的ではありません。投資した理由が崩れた場合や、必要な資金の時期が近づいた場合は見直しが必要です。個別銘柄では企業が衰退する可能性があるため、この方針は分散された指数への投資と組み合わせるほうが機能しやすくなります。値下がり局面で保有を続けられるかは、あらかじめリスク許容度に見合った配分にしてあるかで決まります。

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