ブル・ベア型ファンド

資産運用
よみ:ぶるべあがたふぁんど
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 資産形成を始める ★★ 標準

「ブル・ベア型ファンド」とは

日経平均株価などの指数の日々の値動きに対して、2倍や3倍の値動きをめざすブル型と、逆の方向に1倍や2倍の値動きをめざすベア型を組にした投資信託です。ブルは強気の相場、ベアは弱気の相場を表す言葉で、相場の方向に応じて使い分けることを想定しています。

📌 投資判断のポイント

株価指数などの日々の値動きに対し、2倍や3倍の方向に連動するブル型と、逆方向に連動するベア型をそろえた投資信託。日々の値動きを基準に調整するため、長く持つと指数とのずれが広がりやすい。

ブル・ベア型ファンドはどういう仕組み?

ブル型は先物を買い建てて、純資産を上回る規模で指数に連動させます。ベア型は先物を売り建てて、指数が下がると基準価額が上がるようにします。どちらも「その日の値動き」の何倍かを目標にしており、毎日、建てている先物の量を調整し直しています。

このため、2日以上の期間で見ると、指数の何倍という関係は崩れます。たとえば指数が1日目に10%上がり、2日目に10%下がると、指数は100から99に下がり、1%の下落です。2倍のブル型は1日目に20%上がって120、2日目に20%下がって96となり、4%の下落になります。2倍のベア型も、1日目に20%下がって80、2日目に20%上がって96となり、同じく4%下がります。

ブル・ベア型ファンドの具体例と注意点は?

上の例のように、指数が上げ下げを繰り返して元の水準近くに戻る相場では、ブル型もベア型も基準価額が目減りしやすくなります。一方で、指数が一方向に動き続ける相場では、指数の2倍を超える値上がりになることもあります。長期の資産形成より、短い期間で相場の方向に賭ける商品として設計されている点を理解しておく必要があります。

信託報酬は一般的なインデックスファンドより高めの水準に設定されている商品が多く、先物を乗り換えるたびの費用もかかります。1倍のベア型は指数が下がった日に値上がりするため、保有している株式の値下がりを一時的に和らげる目的で使われることもあります。その場合も、相場が上がれば損失が出る点と、長く持つほど目減りする点は同じです。購入するなら、どこまで下がったら売るかという条件と、いつまで持つかという時期を先に決めておくことが大切です。

インデックスファンドとの違い

通常のインデックスファンドは指数と同じ値動きをめざし、長く持つほど指数との差は信託報酬などの費用分にとどまります。ブル・ベア型は日々の倍率を目標にするため、保有期間が長くなるほど、指数の何倍という期待と実際の成績のずれが大きくなりえます。

関連用語

資産運用 の他の用語

🏷 関連タグ

レバレッジ型 逆連動 投資信託 短期売買

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る