「ラダー型運用」とは
満期までの期間が違う債券を、はしごの段のように等間隔でそろえて持つ運用の型です。毎年一定額が満期を迎えるため、金利がどちらへ動いても対応しやすくなります。
📌 投資判断のポイント
満期の異なる債券を等間隔にそろえ、毎年一定額が満期を迎えるように組む型。買う時期を判断せずに済み、金利がどちらに動いても対応しやすくなる。
詳しい仕組み・意味
たとえば1年後から10年後まで、毎年満期が来るように10本の債券を同じ金額ずつ持ちます。1年経つと最も短いものが満期を迎え、その資金で新たに10年の債券を買い足します。これを繰り返すと、常に平均的な残存期間を保ったまま運用が続きます。金利が上がった局面では満期が来た資金を高い利回りで再投資でき、金利が下がった局面では過去に買った高い利率の債券が残ります。買うタイミングを判断しなくてよいのが最大の利点で、金利の予想が外れても致命的な結果にはなりにくくなります。
具体例・注意点
本数が増えるほど手間と最低購入単位の制約が効いてきます。個人向けの国債や社債を少額ずつ組み合わせる場合、購入単位の関係で等間隔にそろわないことがあります。また、途中で売却すると価格変動の影響を受けるため、満期まで持ち切れる資金で組むことが前提になります。金利の見方に賭けたい場合は、期間の両端に集中させるバーベル型のほうが目的に合います。
関連用語
短い債券と長い債券だけを持ち、中間の期間を空ける型。機動性と利回りを同時に狙えるが、利回り曲線の形が想定と違う方向に動くと不利になる。
国や企業にお金を貸し、利息と元本返済を受ける投資商品。安定収益が特徴だが、金利や信用リスクの影響を受ける。
政府が発行する債券で、信用力が高く安定収益が特徴。金融市場の基準金利としても重要な役割を持つ。
金利変化に対する債券価格の動きやすさを示す指標。長いほど価格変動リスクが大きい。
短期〜長期の国債利回りを結んだ曲線。通常は右肩上がり(順イールド)だが、短期が長期を上回る「逆イールド」が発生すると歴史的に景気後退の先行シグナルとされる。「逆イールド」の親概念。
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本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。