バーベル型運用

債券・金利
よみ:ばーべるがたうんよう
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛
🗂 金利・為替・債券を理解する ★★ 標準

「バーベル型運用」とは

残存期間の短い債券と長い債券だけを持ち、中間の期間を持たない運用の型です。重りが両端に付いたバーベルに形が似ていることから、こう呼ばれます。

📌 投資判断のポイント

短い債券と長い債券だけを持ち、中間の期間を空ける型。機動性と利回りを同時に狙えるが、利回り曲線の形が想定と違う方向に動くと不利になる。

詳しい仕組み・意味

短い債券は満期がすぐ来るため、金利が上がったときに高い利回りで再投資できます。長い債券は利回りが高く、金利が下がったときの値上がり益も大きくなります。両端に配分することで、短い側で資金の機動性を確保しつつ、長い側で利回りを取りにいくという二つの狙いを同時に持てます。中間の期間を省くため、同じ平均残存期間でも、期間全体に均等に配分した場合とは値動きの性質が変わります。利回り曲線の形が変化する局面で、この差が成果の違いとして表れます。

具体例・注意点

利回り曲線が平坦になる、あるいは中間の年限だけ利回りが上がるといった動きでは不利になります。ラダー型が金利の予想を必要としないのに対し、バーベル型は曲線の形についての見方を前提にしています。予想が外れたときの結果もその分だけ大きくなるため、個人が資産の中心に据える型ではありません。まずラダー型で組み、余力の範囲で長い年限を厚くするといった使い方が現実的です。

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