バークシャー・ハサウェイ ポートフォリオ解剖 — 13F 2026Q1
© 所得向上委員会(incomeup.co.jp)— 画像の無断転載・二次使用を禁じます
このデータから何を読み取るか
SEC(米国証券取引委員会)は、一定規模以上の機関投資家(大手ファンド・保険会社・年金基金など)に対して、四半期ごとに「どの株を何株保有しているか」を開示する「13Fレポート」の提出を義務付けています。このドーナツチャートはバークシャー・ハサウェイ(ウォーレン・バフェット氏が率いる世界有数の投資会社)の2026年第1四半期の株式保有内訳を可視化したものです。
チャートから読み取れる「バフェットの投資哲学」を解説します。最大比率のAAPL(アップル)への集中は「消費者の日常に組み込まれたエコシステム、強固なブランド力、膨大なキャッシュフロー」という特性を評価したものです。AXP(アメリカン・エキスプレス)・KO(コカ・コーラ)・BAC(バンク・オブ・アメリカ)・CVX(シェブロン)と続く顔ぶれは「高い市場シェア・ブランド・参入障壁(経済的な堀)」を持つ企業に絞り込むというバフェット哲学の体現です。上位5銘柄(AAPL/AXP/KO/BAC/CVX)だけで保有比率の約68%を占めており、集中投資の姿勢がはっきり表れています。
13Fには「45日のタイムラグ(遅れ)」があります。四半期が終わってから最大45日後に開示されるため、開示された時点ですでに「45日前の状態」です。バフェット氏はこのタイムラグを逆手に取り、「開示前に静かに売り買いを終えてしまう」こともあります。したがって13Fは「現在の手の内」ではなく「長期的な投資方針・哲学」を読み取るためのツールとして活用するのが正しい使い方です。
個人投資家が13Fから学ぶべきことは「具体的な銘柄の模倣」より「投資哲学の解読」です。「なぜバフェット氏はコカ・コーラを30年以上持ち続けるのか?」「なぜアップルに大量投資したのか?」という問いへの答えを自分なりに研究することで、「良い投資の判断基準」が磨かれていきます。13Fは無料で公開されている一次情報であり、定期的に確認する習慣を持ちましょう。
関連一次情報・リンク
グラフを「読む」だけでは、
勝てない。
データの解釈方法とポートフォリオへの落とし込み方を、 第一線のプロから直接学べる。
講座で「機関投資家の13Fの読み方」を学ぶ →まずは無料でマクロ投資の基礎を学ぶ
無料レポートを受け取る →他のインフォグラフィック
バークシャー・ハサウェイ 13F — 直近四半期の持高変化(Q4 2025→Q1 2026)
レイ・ダリオ 全天候型ポートフォリオ — 資産配分と1年パフォーマンス
伝統的60/40ポートフォリオ — 株式と債券の最適バランスを検証
新NISA シミュレーション — 成長投資枠 vs つみたて枠の20年複利比較
マグニフィセント・セブン 年初来パフォーマンス比較
米国主要11セクターETF — 1ヶ月リターン比較
S&P500 vs 全世界株式 — 5年成長比較