「東証スタンダード市場」とは
東京証券取引所の3つの市場区分の1つで、一定の流動性とガバナンスを備えた中堅企業が中心の市場です。
📌 投資判断のポイント
東証の3つの市場区分の1つで、中堅企業が中心。株主数400人以上、流通株式時価総額10億円以上などの上場維持基準を満たす必要がある
東証スタンダード市場はどういう仕組み?
東証は2022年4月4日、それまでの市場第一部・第二部・マザーズ・JASDAQを、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つに再編しました。スタンダード市場は、公開された市場で投資対象となる基本的な流動性と、持続的な成長に向けたガバナンス水準を備えた企業向けの市場と位置づけられています。
上場を続けるには、株主数400人以上、流通株式時価総額10億円以上、流通株式比率25%以上などの上場維持基準を満たす必要があります。
市場区分は、会社が申請して審査を受けることで変更できます。2022年の再編時や、その後の経過措置の見直しにあわせて、プライム市場の基準を満たすことが難しい会社がスタンダード市場を選び直した例も少なくありません。
東証スタンダード市場の具体例と注意点は?
再編時には基準を満たさない会社にも経過措置が設けられましたが、この措置は終了し、基準に適合しない状態が続くと監理銘柄や整理銘柄を経て上場廃止になる可能性があります。
プライム市場より規模の小さい会社が多く、売買が少ない銘柄では、まとまった株数を売買すると価格が動きやすくなります。投資するときは、日々の出来高や流通株式比率も確かめておくと安心です。市場区分はあくまで上場の基準による分類で、どの区分に属するかが投資の良し悪しを決めるわけではありません。
関連用語
東京証券取引所の主要市場区分で、一定基準を満たした企業が上場。日本株投資の中心となる市場。
時価総額が小さく板が薄いため、同じ金額を売買してもプライム銘柄より株価が大きく動く。赤字上場企業も多く利益ベースの指標が機能しないぶん、事業計画の進捗開示を読む比重が高くなる。
実際に市場で売買されうる株式の割合です。比率が低い銘柄は少ない売買で価格が動きやすく、売りたいときに売りにくくなります。
証券取引所での売買の対象から外れること。業績悪化や基準未達による場合と、TOBやMBOによる完全子会社化の場合があり、理由によって株主への影響が大きく異なる
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