特別気配

株式投資
よみ:とくべつけはい
🗂 株価・企業を分析する ★★ 標準

「特別気配」とは

注文が売り買いどちらかに大きく偏ったとき、取引所が価格を段階的に動かして知らせる表示です。

📌 投資判断のポイント

売買の一方に注文が偏ったとき、取引所が約定を一時止めて気配値を段階的に動かす仕組み。反対注文を集めて急変を和らげる狙いがある。

詳しい仕組み・意味

特別気配は、直前の約定価格から一定の値幅を超えて売買が成立しそうな場合に、取引所がただちに約定させず、気配値を表示して反対注文を呼び込む制度です。買い注文が殺到すれば特別買い気配、売りが殺到すれば特別売り気配が表示されます。表示されている間は取引が止まり、一定時間ごとに気配値が更新値幅の分だけ切り上げ、または切り下げられます。この間に反対側の注文が集まれば約定し、集まらなければ気配は動き続け、最終的に値幅制限の上限や下限で止まります。急激な価格変動を緩和し、投資家に注文を見直す時間を与えることが目的です。更新の間隔と値幅は、株価の水準や銘柄の区分に応じて取引所の規則で定められています。

具体例・注意点

好決算や買収の発表直後に買い注文が集中すると、特別買い気配のまま何度も気配値が切り上がり、取引が成立しないまま時間が過ぎることがあります。このとき成行注文を出していると、想定よりかなり高い価格で約定する可能性があります。値幅制限の上限に達したまま売買が成立しない場合の比例配分では、注文量に応じて按分されるため、注文しても株数を得られないことがあります。気配が表示されている間も注文の訂正や取消しはできるため、成行注文を指値へ切り替えるといった対応も可能です。

関連用語

株式投資 の他の用語

🏷 関連タグ

特別気配 値幅制限 約定

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

投資戦略ゼミを見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る