「代用有価証券」とは
信用取引の委託保証金を現金の代わりに差し入れる株式や債券のことです。手元の保有株をそのまま担保に回せるため、現金を用意しなくても信用取引を始められます。
📌 投資判断のポイント
保有株を担保に回せる便利さの裏に、掛目と時価評価という二つの縮小要因がある。担保も建玉も同じ方向に動く組み合わせは避ける。
代用有価証券はどういう仕組み?
証券会社は差し入れられた有価証券を時価そのままでは評価せず、一定の掛目を掛けて担保価値を計算します。上場株式は時価の80%、国債は95%というように、値動きの大きさに応じて掛目が定められているのが一般的です。担保価値は毎営業日の時価で計算し直されるため、差し入れた株が値下がりすれば、建玉に損失が出ていなくても保証金維持率が低下します。
代用有価証券の具体例と注意点は?
時価100万円の上場株を掛目80%で差し入れると担保価値は80万円になります。この株が2割下がれば担保価値は64万円へ縮み、追証の呼び水になります。保有株と信用建玉が同じ銘柄・同じ業種であれば、値下がりが担保と建玉の両方に同時に効くため、損失が二重に加速します。現金と有価証券では追証の解消手段としての扱いも異なるので、証券会社の規定を事前に確認しておくことが必要です。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。