リースバック

制度・取引
よみ:りーすばっく
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 編集方針
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「リースバック」とは

自宅を不動産会社などに売却し、買い手と賃貸借契約を結んで、家賃を払いながら同じ家に住み続ける取引です。

📌 投資判断のポイント

自宅を売却して賃借に切り替え、家賃を払って住み続ける取引。まとまった資金が得られる反面、売却価格は低めになりやすく、定期借家なら期間満了で退去を求められることがある。

詳しい仕組み・意味

売却代金をまとまって受け取れるため、老後資金や住宅ローンの返済、事業資金などに充てられます。所有権は買い手に移るので、固定資産税の負担はなくなり、代わりに毎月の家賃が発生します。借入ではないため年齢や収入による審査の影響を受けにくい一方、売却価格は買い手が賃料収入や将来の転売を見込んで決めるため、市場で普通に売る場合より低くなりやすい傾向があります。将来買い戻せる特約を付ける商品もありますが、買い戻し価格は売却価格より高く設定されるのが通常です。

具体例・注意点

注意したいのは賃貸借の種類です。期間の満了で契約が終わる定期借家契約の場合、更新されずに退去を求められることがあります。家賃を払い続けた合計が売却代金を上回ることもあるため、何年住むつもりかを決めてから総額で比べることが大切です。売却益には譲渡所得の課税が生じることがあります。自宅を手放さずに資金を得る方法としてはリバースモーゲージもあり、所有を続けたいか、相続で家を残したいかによって向き不向きが分かれます。契約前に、賃貸借の期間と更新の有無、家賃の改定条件、買い戻しの価格と期限を書面で確かめ、複数の事業者の条件を比べることが大切です。家族にも契約内容を伝えておくと、相続のときの混乱を防げます。

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