「効率的市場仮説」とは
株価には利用可能な情報がすでに織り込まれており、公開情報をもとに市場平均を継続的に上回ることはできないとする考え方です。
📌 投資判断のポイント
株価には利用可能な情報が織り込まれ、公開情報で市場平均を継続的に上回るのは難しいとする考え方。インデックス運用が支持される理論的な背景です。
詳しい仕組み・意味
情報の範囲によって3つの形に分けて論じられます。過去の価格推移がすべて織り込まれているとするウィーク型、公表済みの情報がすべて織り込まれているとするセミストロング型、未公開の内部情報まで織り込まれているとするストロング型です。セミストロング型が成り立つなら、決算や経済統計を読んでから売買しても優位性は残りません。
この仮説は、インデックス運用が広く支持される理論的な根拠になっています。市場全体を持てば、平均を上回ろうとする費用をかけずに平均の成果を得られる、という考え方です。
具体例・注意点
現実の市場が完全に効率的だと示されているわけではありません。投資家の心理的な偏りを扱う行動経済学の研究や、説明の付かないアノマリーの存在は、この仮説への反証として議論されてきました。実務上の含意は、市場が完全だということではなく、公開情報だけで平均を上回り続けるのは容易でないため、費用と分散を管理するほうが確実だという点にあります。
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