現金流通高

経済指標
よみ:げんきんりゅうつうだか
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛 最終更新:2026-08-20
🗂 経済・景気・政策を読む ★★ 標準

「現金流通高」とは

世の中に出回っている現金の総額を示す統計で、日本銀行券の発行高と貨幣の流通高を合わせたものを指します。

📌 投資判断のポイント

日本銀行券の発行高と貨幣の流通高を合わせた統計で、マネタリーベースの構成要素でもある。決済用と保存用が混ざるため、決済比率の統計と併せて読む。

詳しい仕組み・意味

日本銀行が公表する統計に含まれ、マネタリーベースを構成する要素のひとつでもあります。現金流通高は、家計や企業の手元にある紙幣と硬貨だけでなく、金融機関が保有する現金も含みます。キャッシュレス決済が広がっても現金流通高がすぐに減るとは限らず、低金利下では保有しても失う利息が小さいため、手元に置かれたままになる分があると考えられています。

具体例・注意点

この数字を読むときは、決済に使われている金額と、価値を保存する目的で保有されている金額が混ざっている点に注意が必要です。キャッシュレス化の進み具合を見たいのであれば、経済産業省が公表するキャッシュレス決済比率のように、支払いの側から捉えた統計と併せて見るほうが実態に近づきます。

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