「為替ヘッジコスト」とは
外貨建ての資産を持ちながら為替変動の影響を抑えるために為替予約などを使うとき、その対価として負担する費用です。おおむね二国間の短期金利差で決まります。
📌 投資判断のポイント
外貨資産の為替変動を抑えるために為替予約を使う際の費用で、おおむね二国間の短期金利差で決まります。日本より相手国の金利が高いほど重くなり、資産の利回りを上回れば運用成果が損なわれる点に注意が要ります。
詳しい仕組み・意味
為替ヘッジは、将来のある時点で決められたレートで外貨を円に戻す約束をしておくことで行われます。この先物のレートは、二国間の金利差を反映して決まります。金利の高い通貨は先物では安く、金利の低い通貨は先物では高く評価されるためです。
日本の金利が相手国より低い場合、円を持つ側からするとヘッジのたびに金利差の分だけ目減りします。これがヘッジコストです。逆に日本の金利のほうが高ければ、ヘッジによって受け取りが生じることもあり、この場合はヘッジプレミアムと呼ばれます。コストは年率で表され、金利差が広がれば重くなり、縮まれば軽くなります。
具体例・注意点
米国の短期金利が日本より4パーセント高い局面では、ドル資産の為替ヘッジに年4パーセント程度の費用がかかる計算になります。資産そのものの利回りがそれを下回れば、ヘッジをかけた結果として利回りが失われます。為替ヘッジあり投資信託を選ぶときは、為替リスクを避けられるという利点だけでなく、この費用が現在どの程度かを確認してください。ヘッジは為替の変動を抑えるだけで、資産価格そのものの変動を抑えるものではありません。
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⚠️ ご利用にあたって
本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。