クレジットヒストリー

制度・取引
よみ:くれじっとひすとりー
監修:所得向上委員会 編集部(編集責任者:加藤 寛) 編集方針
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「クレジットヒストリー」とは

クレジットカードやローンの契約内容と支払いの実績が、指定信用情報機関に記録として積み上がったもの。通称は「クレヒス」。

📌 投資判断のポイント

クレジットカードやローンの契約と支払い実績が指定信用情報機関に積み上がった記録。CICではクレジット情報が契約終了後5年以内、入金状況は直近24か月分が記号で並ぶ。契約が一度も無ければ記録は空になる。

クレジットヒストリーはどういう仕組み?

記録の実体は、指定信用情報機関が保有する信用情報である。CICの場合、クレジット情報(契約内容と支払い状況)は契約期間中および契約終了後5年以内、申込情報は照査日から6か月間、利用記録は利用日から6か月間保有される。日本信用情報機構(JICC)も契約内容・返済状況に関する情報を契約終了後5年以内、申込みに関する情報を照会日から6か月以内としている。銀行系を扱う全国銀行個人信用情報センターでは、取引情報が契約終了日から5年を超えない期間、官報情報が当該決定日から7年を超えない期間である。支払い状況はCICの開示報告書では直近24か月分が記号で並び、請求どおりの入金があった月と、未入金だった月が月単位で分かる形になっている。貸金業者にはこの記録を指定信用情報機関へ提供する義務があり、貸付けの際は年収の3分の1という総量規制の判定にも使われる。

クレジットヒストリーの具体例と注意点は?

注意点は、記録が残ること自体は不利ではないという点である。期日どおりの入金が続いた履歴も同じ場所に残る。むしろ実務で問題になるのは、約定返済日より61日以上または3か月以上の延滞にあたる異動情報が記録されている場合である。もう一つの注意点は、契約が終わってから5年で消えるため、カードもローンも一度も契約したことがない人は記録が空になることである。記録が無い状態は、支払い実績を確認できないという意味で審査の材料が乏しくなる。

信用スコアとの違い

クレジットヒストリーは「事実の記録」であり、点数ではない。これに対してCICのクレジット・ガイダンスは、その記録を分析して200から800の指数に変換したものである。記録は各社が登録した契約と入金の事実そのもので、加盟会社が審査で参照するのはこの記録である。点数だけを見て一喜一憂するより、開示報告書で契約件数・残高・入金状況の3点を確認するほうが、自分の状態を正確につかめる。

出典: CIC「CICが保有する信用情報」、金融庁「貸金業法のキホン」

関連用語

制度・取引 の他の用語

🏷 関連タグ

信用情報 クレヒス CIC JICC

RECOMMENDED COURSE

この用語を、講座で体系的に学ぶ

意味だけでなく、投資判断にどう使うかまで専門家から学べます。

講座を見る →

⚠️ ご利用にあたって

本用語解説は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任で行ってください。

講座を見る → 無料ガイドを受け取る