「カバードコール」とは
現物の株式などを保有したまま、その銘柄のコールオプションを売ることで、オプションの売却代金を受け取る戦略のことです。
📌 投資判断のポイント
現物を保有したままコールオプションを売り、プレミアムを受け取る戦略です。上値の利益を手放す代わりに収益を上乗せする組み合わせになります。
詳しい仕組み・意味
コールオプションを売ると、買い手から権利行使価格で買われる可能性を引き受ける代わりに、プレミアムと呼ばれる代金を受け取れます。現物を持っていない状態でコールを売ると損失に上限がありませんが、現物を保有していれば売却の義務は手持ちの株式で果たせます。これがカバードと呼ばれる理由です。相場が横ばいか小幅な上昇にとどまる局面では、プレミアムの分だけ収益を上乗せできます。
具体例・注意点
価格が権利行使価格を大きく超えて上昇した場合、その超過分の利益は受け取れません。上値の可能性をプレミアムと交換する戦略だといえます。また、価格が下落したときの損失を防ぐ効果はプレミアムの範囲にとどまります。この戦略を組み込んだ投資信託やETFもありますが、分配金の水準だけで選ばず、値上がり益を手放す仕組みを理解しておく必要があります。
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