S&P500 ドローダウン分析 — 最高値からの下落率(5年)
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このデータから何を読み取るか
ドローダウン(Drawdown)とは「直近の最高値から現在の価格がどれだけ下落しているか(最高値からの下落率)」を示す指標です。例えばS&P500が最高値から現在−15%の場合、ドローダウンは−15%です。このグラフはS&P500(SPY)の過去5年間のドローダウンを塗りつぶして表示しており、「投資家が経験してきた痛みの歴史」を視覚化しています。
一般的に「−10%超の下落=調整局面(Correction)」「−20%超の下落=弱気相場(Bear Market)入り」と定義されています。グラフを見ると、2020年2〜3月のコロナショック(−34%超)、2022年の金利急上昇ショック(−25%超)という2つの大きなドローダウンが記録されています。これほど大きな下落を経験しながらも、S&P500は長期的に右肩上がりで回復・成長してきた事実がこのグラフ右側に示されています。
「自分のリスク許容度」を知るためのテストとして、このドローダウンチャートが役立ちます。「もし今持っている投資資産が30%下落したら(例:300万円が210万円になったら)、あなたはそのまま保有し続けられますか?それとも売ってしまいますか?」という問いを、実際の数字を見ながら自分に問いかけてみてください。「売ってしまう」と思うなら、株式への配分比率を下げることを検討すべきかもしれません。
長期投資の本質は「下落局面でも持ち続ける忍耐力を持つこと」です。コロナショックで−34%になったとき多くの人が売りましたが、その後1年で完全に回復・上昇しました。「暴落のたびに売って、回復してから買い戻す」という行動を繰り返すと、長期的には利益を大きく削ることになります。「自分がいくらまでの損失に耐えられるか」を事前に決め、その範囲内で投資することが長期成功の鍵です。
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