脱退一時金

制度・取引
よみ:だったいいちじきん
🗂 制度・取引を理解する ★★ 標準

「脱退一時金」とは

日本の公的年金に加入していた外国籍の人が、年金を受け取らないまま帰国するときに、納めた保険料の一部を一時金として受け取れる制度です。

📌 投資判断のポイント

請求期限は資格喪失から2年以内で、2021年4月以降の期間は計算の上限が60か月です。受け取ると年金の加入期間ではなくなる点に注意が必要です。

詳しい仕組み・意味

国民年金と厚生年金のそれぞれに用意されています。日本国籍を有しないこと、年金を受け取る権利がないこと、日本に住所を有しなくなったことなどが条件です。

請求できるのは、最後に公的年金制度の被保険者資格を喪失した日から2年以内に限られます。この期限を過ぎると請求できません。

支給額の計算に使う月数には上限があります。2021年4月以降の期間については、厚生年金・国民年金とも上限が60か月、つまり5年分に引き上げられました。それ以前は36か月が上限でした。

具体例・注意点

脱退一時金を受け取ると、その期間は年金の加入期間ではなくなります。日本と社会保障協定を結んでいる国の出身者の場合、加入期間を通算して自国の年金を受け取れることがあり、一時金を受け取ると通算できる期間を失う可能性があります。どちらが有利かは滞在期間と協定の有無で変わるため、請求前に確認する価値があります。

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